ラシックスとアルダクトンの違い

なぜ、むくみが起こるか。
その原因をご存知でしょうか。

顔や足などのむくみが気になる方が特に女性には多いと思いますが、むくみの原因は体の中の水分と塩分(ナトリウム)なのです。
体の中の水分と塩分が多くなりすぎると、皮膚が膨張して膨れ上がってしまいます、これがむくんだ状態です。
特に夜間、お酒やしょっぱいおつまみを摂りすぎてしまうと、翌朝にはひどくむくんでしまうことあると思います。
多量の水分、塩分を体内に溜め込んでしまい、結果としてむくみが起きてしまうのです。
ここではそんなむくみの対策となる利尿剤についてまとめてみました。

ファイザー製薬によって製造、販売されているアルダクトンとは、主として血圧を下げるために用いられる降圧剤です。
また、むくみ(浮腫)の改善や心不全の治療薬としても利用されています。
有効成分はスピロノラクトンですが、この成分の利尿作用によって、塩分(ナトリウム)と水分を体外へ排出することで血圧を降下させており、その結果としてむくみの解消にもなるのです。
アルドステロンと言うホルモンの作用によって、体内の水分は増加します。
スピロノラクトンは、このアルドステロンの作用を抑制する抗アルドステロン薬にカテゴライズされる医薬品となり、カリウムの排泄量を少なく抑えられると言う特徴が通常の利尿剤とは異なっています。
そのことから、アルダクトンはカリウム保持性利尿薬と呼ばれることもあります。

また、日医工、アベンティスファーマのラシックスがありますが、こちらはすでに芸能界などでは定番で、モデルや芸能人、ニュースキャスターなどにも多くの愛用者がいることで有名です。
ラシックスのフロセミドという有効成分も、本来は血圧降下剤として使われている成分です。
しかしフロセミドを有効成分とした利尿剤は、水分、ナトリウムと同時に体内に必要なカリウムの排出量も増加してしまい、副作用として低カリウム血症が起こってしまう場合もあるのです。
アルダクトンより強力な利尿高作用を持っているラシックスですが、この点には注意が必要と言えるでしょう。